牧師室の二窓 Pastor's note

★2013年年初に当たって★

 元旦礼拝を終えて正月三が日を実家で過ごし、85歳の母の「もう帰るのか」の声に後ろ髪を引かれつつも、木曜日夕方には帰宅した。「みことばの宅配便」の原稿:それは同時に説教準備でもあるが:と週報を作らなければならない。ひと段落したらアマゾンに注文していた本が届いた。『フクシマの真実と内部被爆』小野俊一著(七桃舎)1500円。小野俊一氏は元東電原発技術者で、現在は内科医として熊本で開業されている。読み進めていくと、福島原発で起こったことの真実の酷さが重くのしかかってくる。それらの事実を政府もマスコミもほとんど明らかにせず、今日にまで至っている。これからの日々、恐ろしい現実が明らかになって行くであろう時を我々は前にしている。2013年はまさに危機の年になる予感がする。その時にこそ、それにもかかわらず心に太陽を持つ人々が要る。真の宣教の出番である。




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