「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2015年03月09日
「天の栄光」

: ≪賛美頌≫詩編詩編19(旧850)*≪今日の聖句≫詩19:2 

 天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。

・天の栄光がいかばかりかを私たちはどのようにイメージすることができるだろうか。太古の人々は大空を見てその限りない広がり、限りない高さ、限りない青い空の先に創造主なる神の栄光を想像した。この地上の存在とは限りなく次元の高い神の存在を物語っている天の天のそのまた彼方の永遠の高みに存在する神の栄光を賛美した。

・ひるがえって現代の私たちはどのような天、どのような神をイメージすることができるだろうか。それは太古のイメージよりもはるかに偉大なイメージであるはずであるが・・・・。私たちの知見はその時よりもかぎりなく高く・広く・深くなっているだから。

・私たちは宇宙の知識においてその神秘について多くの知見を得ている。だが、それを創造主への賛美に活かすことを妨げる力がその栄光を賛美することを邪魔している。そのつまづきの岩は科学万能、見えるものしか信じない唯物論である。しかし現代の最先端の科学はエネルギーと物質について、光や量子について、宇宙の根源について、コペルニクス的転換を迫っている。そこでは、宇宙の創造者を想定し、しかもその中心は人間の存在そのものであることが真剣に主張され、厳密に専門的な注目を集めている。

・また、我々の星、太陽系の99%の質量を占める太陽についての知見が深まれば深まるほど、その恵みはいかに人間を生かす力であることがわかり、わたしたちはその恵みの前に賛美しぬかづく。

・天に対する知識が心に深まれば、私たちはこの世界に生かされれていることの意義を感謝すること以外になくなるであろう。まさに「敬天愛人」である。天への愛の認識がなくなれば、人を愛することもなくなる。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
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