
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「神を信じるとは」
:≪第二日課≫ローマ4:13-25(新278)*≪今日の聖句≫:ローマ 4:13
神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束されたが、
その約束は、律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです。
・「神」を信ずるとは、万有の源であり圧倒的恵みの基である創造主なる「神」を信ずることである。その御前には私たち人間の小さな差異は全く問題とならない。アブラハムの旅と試練は、そのような神を信じさせるために神ご自身が一人の人を選び出し、それを万人のためのモデルとされた出来事であった。
・「信ずる」とは全ての運命をその方の恵みの故に「委ねる」ことである。その方の御前に全面的にひざまずくことである。「私の認識が誤っていました。あなたは私の思いをはるかに超えた恵み深い、憐れみ深いお方です。私はあなたを信じます。あなたに全ての私の運命、道を委ねます。どうぞ、導いてください」と言うことである。
・アブラハムへの圧倒的全面的な祝福は代々に亘る「神の約束」、すなわち、アブラハムの道を歩む万人への約束であった。それが「律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです。」とある。「律法に基づく義」とは、律法を守ることによって神の前に自分を正しいとしようとする人間の根本姿勢である。しかし、神の欲し願っておられるのは全くそれとは異なっている。ここに人間と神との思いの違いと、それ故に不和の根本原因がある。
・「信仰による義」こそ、神が欲せられるところであり、アブラハムが導かれ到達したところである。旅人としての人生において、誰をも真実に信ずることができない人間が、唯一、真実頼るべき、天の聖なる恵み深い存在者である神に委ねることこそ、神が人間に求め、それこそ神が人間と共に歩むべき原理であると仰せになる道である。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
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