「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年12月05日
「目を覚ましていなさい」

*≪今日の聖句≫マルコ13:33
「気をつけて、目を覚ましていなさい。
その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。」

・地震や火山など天変地異・世界大戦がいつ来るか、人々はそれに対して不安を持つが、どう対処してよいかわからない。そのような事がこの世には存在するのだが、人間にはどうしようもないと諦め、そんなことは考えずに楽しくやろうと多くの人々は考えてきた。それに遭遇した人が不運だったのだと考えようと。しかし時にはそう言っておれなくなるが、だがそれもまたすぐ忘れられてしまう。そのような人間には真の意味の進歩はない。真似が上手なだけである。

・だが、全体的絶滅の危機に遭遇すれば抜本的解決が必要となる。ノアの洪水の時のように、新しい契約の虹が必要となる。「目を覚ましておく」知恵が必要となる。それは何処に有りや。

・先週母と散歩しながら三原市のリージョンプラザを通りかかると、映画がやっていた。ふらっと入ると、その映画は「サクラサク」という、老人性痴 呆症の父を抱える家族の問題であった。その中で、半分ぼけた父が息子に最後の忠告をする場面があった。出世街道をひた走る息子が如何に家族のこと を知らず、ほったらかしにしているか。孫にあたる子がおじいちゃんのために如何に尽くしているかさえ知らずに、学校に行かない息子を責める父親に 対して、子供を褒めてやったことがあるか、と尋ねる。黙っていると、おもむろに、「褒めるためには日頃から見つめていなければならない」と言う。 それがその映画の底流となり、如何に父親が家族を見つめなおし、家族が復活するかを描く旅の映画。最後は題名通り「サクラサク」のハッピーエンド で終わる。一人の人と家族の復活のドラマである。

・言いたいことは、私たちはイエス・キリストとの交わりにおいて、イエス・キリストをしっかりと見つめているか?ということである。「目を覚ましている」とはそのことを指す。他の多くのことにいくら注意を払っていても〜というか、そんなことは不可能である〜主がここで言われる「目を覚ましている」ことにはならない。イエス・キリストがどれだけ私たちの宝となってくださっているか、感謝・賛美できるためには、イエス・キリストの到来に目を凝らし、よく見つめていなけれならない。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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