
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「死の超克」
*≪第二日課≫黙示録21:1-6a(354)*≪今日の聖句≫黙示録21:3-4
そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。
*死の超克とは何か?何が起こると死が乗り越えられたことになるのか?死の超克の結果、今まで存在しなかった何が出現するのか?聖書の告げる死の超克は個々の死の超克ではなく、永遠の死の超克、死そのものの超克である。それが「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり」において語られている事柄である。
*聖霊における神と人との相互内在の出現が起こるところでは、もはや死は存在しなくなり、それ故、嘆きも労苦もなくなる。神が民の死の嘆きや悲しみの涙を拭い取ってくださる。それは神と人の愛における一致であるコミュニオンである。コミュニオンこそ死の超克であり、我らの目指すべきオメガ点、融合点、新しい天と新しい地である。
*コミュニオンが、神と人との愛における一致の交わりとして、人間社会での連帯を希望する「聖餐」を意味することは意義深い。聖餐を中心としたキリスト者の生活が希望の未来に向けて全身を乗り出して天の賞与を得ようとひたすらに走る生活であること(フィリピ3:13-14)を「コミュニオン」は示している。 |
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