「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2015年10月22日

「委託」

*≪第二日課≫ヘブライ5:1-10(新405)*≪今日の聖句≫ヘブライ5:5 

同じようにキリストも、大祭司となる栄誉を御自分で得たのではなく、/「あなたはわたしの子、/わたしは今日、あなたを産んだ」と言われた方が、それをお与えになったのです。

*「与えられた務め」が人間に力を与える。人間は受動体であり、全くの受け身において与えられたものにおいて、その範囲内で、すなわち「委託」においてこそ全力を尽くすことが出来る存在として造られている。

*そして、キリストは大祭司となる務めを「委託」された神の子としてその栄誉に照らされて人間の救いのために全力で働かれたのであり、自分からメシアを名乗ったのではない。「わたしは自分からは何も出来ない。ただ父から言われたことを語り、行っているだけである」と言われた。イエス・キリストにおいてそうであれば、いわんやその下に従う弟子としてのわたしたちにおいてはなおさらである。

*ではその委託はどんな委託か? ボンヘッファーは『倫理』の著において、ルターにならって、そのルターは聖書に従って、4つの委託を挙げている。伝統的にキリスト者への委託、広義には人間への委託として考えられる。@労働、A結婚、B政治的権威、C教会。それらの委託を果たすことを通して、神は人を「神の子」へと導き成長させてくださる。

*そのような「神の子」となすために、すなわち人間の救いのために、人間の代理者・中心として、「大祭司」イエス・キリストが到来され、苦しみから愛を生み出す委託を果たされた。
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*松江・大仙・蒜山・津山、530キロ、平均年齢80歳の5人組の旅を無事に終えて善き実りを与えられて帰宅出来たことに感謝!:
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
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