
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「わたしに従いなさい」
*≪福音書日課≫マルコ10:17-31(新81)*≪今日の聖句≫ マルコ10:21
イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。「あなたに欠けているものが一つある。行って持っている物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」
*主に従うことはまず第一に肉体的な事柄である。家を離れて旅立つこと。そうして家人から旅人へと立場を変えること。自分の足で歩いて主の後をついて行くこと。神の子イエス・キリストがこの世に来られた時から、わたしたち人間は単に頭のなかで思索するだけでなく、従って行くことへと神から招かれた。これがキリスト教の特質である。従いながら気付かされる道。経験することによって体得する道。「われは道なり」と言われた主は道に従う者を求められる。
*イエスと共にする旅は神の国に至るまで導かれる道を行くことである。それは巡礼者の道である。巡礼者は道をゆく輩と共に一歩一歩足を踏みしめて経験する。巡礼者の道は必要最低限のものしか携えてゆくことは出来ない。多くの財産、この世の栄誉を捨てて行かなければついて行くことは出来ない道である。聖アントニオや聖フランシスコなどはみなそうして神の招きに文字通り従った。このふたりとも裕福な家系の出身であったが、すべてを捨てて主のみことばのみを頼りに進んでいった。その結果は、偉大な者への成長であった。
*従う者は従ったあとは主であり師であり救い主であるイエス・キリストにお任せするだけである。たとえその道が十字架を経ることがあろうともひたすら主の道をゆく者に主は苦難を経て救いに入ることができることを気づかせてくださり、十字架を担って復活の救いへと導いてくださる。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
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