
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
|
「イエスの弟子となる」
*≪福音書日課≫マルコ8:27-38(新77)*≪今日の聖句≫ マルコ8:34
それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。・・・」
*イエスの弟子となる資格は、みんなに与えられている。基本的人権のようである。しかし、みんながその資格を活用しているわけではない。「招かれる者は多いが、入る者は少ない」。イエスの後に従う者はみな、イエスの弟子である。弟子と自称する者がではない。「主よ、主よ、と言う者がではなく、父の御心を行う者」が「弟子」である。洗礼を受けた者だけでもない。田中正造のようにまだ洗礼を受けていない者もイエスに従う者はイエスの弟子である。
*「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」:「自分の十字架を負う」ことを田中正造に中に見る。国会議員を辞職して谷中村の人々と共に生きることを決心して入村し、その後に起こる谷中村取り壊しに至る一連の出来事において彼は谷中村民とともに十字架を担った。正造はそれを負う義務がないにもかかわらず、その十字架を負うことから逃げなかった。イエスに従っていたからである。
*「従う」者は、導かれるままに従う。「神の導き」はこの世の喜び・楽しみには代えがたい大きな導きのゆえに、弟子は従う。圧倒的な臨在の力がすべてを捨てて、自分自身さえ捨てて従わせる。その絶大な恵みの導きゆえに、自分のあらゆる特権をふんどのごとく思って従ったパウロ!わたしたちはその伝統の上に立っている。 |
|
|
◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
miharach/ & フェイスブック「谷川卓三)でお伝えしています。
★日刊「メールマガジン版」(tanigawaster@gmail.comまでお申込みください)、フェ
イスブック(谷川卓三)、「ホームページ」(「三原教会or福山教会」)/フェイスブッ
ク(谷川卓三)で毎日更新されています。
★印刷版の「郵送サービス」(無料)で受け付けています。宛先をご連絡ください。

|