「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2015年06月30日
「御心」

:≪第一日課≫哀歌3:22-33(1289)*≪今日の聖句≫哀歌3:33

 人の子らを苦しめ悩ますことがあっても/それが御心なのではない。

@神の御心がわからなくなるときがある。どうして災い・不運が自分だけに降りかかるのだろうと思はざるをえない時。その時、それが人生だとあきらめてしまうか、何故か?と問い、人生を問うきっかけとなるかによって人生は高次に至る道をたどるかどうか分かれる。

@エレミヤが「主の御心」を尋ねたのは、エルサレムがバビロニア軍によって破壊され、滅亡した時。神殿が破壊され、住民が残酷無慈悲に殺された時であった。生きる望みがついえたように思われた時! 信仰も希望も意味をなさないように思える時! エレミヤは主に向かって尋ねた。「何故ですか? あなたの御心は何でしょうか? 慈しみはどこにありますか?・・・」。

@ 絶望の中でもエレミヤは主に信頼する。「あなたの真実はそれほど深い。主こそわたしの受ける分」と彼の魂が彼に言う。主を待ち望め、と。 エレミヤはその時、それまで培った信仰と希望を新たにする。

@希望を失った民は滅びる。エレミヤは信仰と希望を失った民のただ中で民を鼓舞した。「人の子らを苦しめ悩ますことがあっても/それが御心なのではない。」と。その時こそ沈黙し主の前に問う者は救われる。「主の救いを黙して待てば、幸いを得る。若いときに軛を負った人は、幸いを得る。軛を負わされたなら/黙して、独り座っているがよい。塵に口をつけよ、望みが見いだせるかもしれない。」

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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