
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「神の国のたとえ」
:≪福音書日課≫マルコ4:26-34(68)≪今日の聖句≫マルコ 4:30 -32
「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。 それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、 蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」
@神の国のたとえとしてイエスはたくさんのたとえを用いられた。その一つが「命の木」のたとえである。木は成長する生命力のシンボルである。「からし種」は今日で言えばDNAの種の中に命の設計図が宿されていることに通じる。生命は神の御業である。DNAはすべての生命体の設計図であり、それ自身、進化して成長する。それは決して無目的ではなく、神の栄光を成就すべく方向づけられている。
@しかし目に見えるものは目に見えない、人間の救いのための比ゆとして存在する。式文ではそれを「霊の救い」と言っている。人間の救いは目に見えない心の中心での「霊の救い」においてはじめて成就する。その際、霊も、命と同様、成長し進化する。個人の人生と人類の歴史における霊の成長と進化は悪の力との緊張関係にあって進む。阻害要因は成長のすべての段階において現れる。
@しかし木が大きくなり、しっかりとしてくれば、何のためにすべてのものがあったのか、またこれからどこに向かうのかがはっきりする。恵みを分かち合うためであることが。大きな木に宿るもろもろの鳥や虫たち、小さな生き物たちを覆い守る役割があることがわかってくる。そして終わりの時に収穫の時を迎える。神の国が到来する。人間の国が神の国へと変容する時を迎える。 |
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