
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「主の平和」
:≪福音書日課≫ルカ24:36b-48(新161)*≪今日の聖句≫ルカ24:47
また、罪の赦しを得させる悔い改めが、
その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。
・復活の主は永久のシャロームの主である。全人類が陥っている恐れとおののきを取り去り、私たちの恐れに満ちた思いを超えて、真ん中に立つ平和の主である。
・人間は何故恐れるのか。自分の思いと心の枠を超えるものに出会うと、激しく衝突するか、無視する態度を取る。それは疑い、恐れ、おののきの表現である。それらの恐れは普段は理性によって隠されているが、しかし無くなったわけではなく、隠された恐れから争いと裁き合いが生じてくる。
・万物の平和の主となられた主の復活は太陽の輝きのようなである。今日も太陽を見つめてきた。雲ひとつない快晴の中空に輝く午前8時の太陽は眩しくて長い間直視することができない。その恵みによって万物、川が水が風が動き、緑が成長している様を見ると、復活の主の偉大を一片なりとも想像できる。そこには赦しがある。万人を赦す赦しが!赦しは人間からではなく、万物の造り主なる恵みの神から来る。復活の前では赦し以外のものは存在しえない、それは恵みの世界である。
・赦しとは罪に対する言葉であるが、イエスは人々を癒やされた時、「あなたの罪は赦された」と言われた。凡人は罪を意識することが少ないが、それでも時には、それが表面化し、罪の赦しと癒やしが一つであることを理解する時が訪れる。復活の主に出会った弟子たちの心境である。復活の主は「あなたがたに平和があるように」と言われたが、それは同時に、「すべてのものは赦された」との宣言であった。
・「主の平和」は、我々を圧倒する赦しの宣言である。恐れとおののきから解放されるために、私たちは主の平和に招かれている。招かれているとは、ただで!手にすることができるという意味である。復活において恵みの主を信ぜよ。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
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