使徒信条解説


25:我はそのひとり子、我らの主イエス・キリストを信ずR


全能の父である神の右に座す
   
・パントクラトール(全能者)の像が聖堂天井一杯に描かれている。宇宙を治め
るキリスト像である。「力をもって主となられた」(参照:ローマ 1:4「聖なる
霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められた」)全能者
の像である。その全能者はいつも聖書を脇に抱えておら れる。御言葉の封印さ
れた巻物を解くことの出来る唯一のお方として終わりに至るまで世を導く主とし
て、父なる全能の神と共なる全能者として、神の 右に座しておられる。

・父と子と聖霊は三位一体の主として共同統治者である。「右の座」は共同統治
者としての座である。ヨハネ黙示録では「小羊と神」が世を救う主とし て天上
の礼拝所の真ん中に座しておられる。聖霊は両者の霊として両者から出て、両者
を結び、御心を実現するために全てのことをこの世にもたらす霊 として関わる。




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