
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「水の中からの創造」
*≪今日の聖句≫詩 29:3
「主の御声は水の上に響く。栄光の神の雷鳴はとどろく。主は大水の上にいます。」
・「水」は私たちが有する最も偉大なシンボルの一つである。命の水であり、破壊と死の水である。この両極の中に私たちの存在全体が置かれている。大きな恵みと大きな混沌、両方の可能性を前にしている。途方もない潜在力である。私たち人間はそのような潜在力を有している存在である。私たちはその「水」の中に生きている。この変幻自在な神的環境の中に生きている。
・それを用い活かすためには活性化キーがなければ開かれない。「水」を命の「水」とするための活性化キー?それを今日の聖書は「神の御声」と呼ぶ。「神の御声」が「水」の上を覆う時、「光」が現われ「地」が現われ、秩序ある世界が出現した。そうして最終的に、「主が民を祝福して平和をお与えになる」恵みを人間は受ける。
・栄光に輝く「神の御声」、創造の「御声」を神は語る。神は「水」の上に翼を広げ、水を覆い、創造を育む。ベートーヴェンの第九シンフォニーのために彼はシラーの「歓喜」を10代の時からずっと温めていた。いつの日かこの詩のための交響曲を作りたいとの夢を。そのシラーの詩の中に、「喜びの魔力によって全ての人間が兄弟となることが、あなたの優しい翼が覆う所において実現する」と謳われている。創世記1章2節で、水の表を神の霊が翼をひろげて覆っていたと記されている。「兄弟たちよ、いつも喜びなさい」。「喜び」は「神の御声」によって万人・万物を結びつける。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
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