「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年12月26日
「神の贈りもの」

*≪今日の聖句≫ルカ2:10-12
「I恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。
J今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。
Kあなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。
これがあなたがたへのしるしである。」

・神の恵みの贈り物としてのイエス・キリスト:すなわち、人間は神からのプレゼントを頂いて喜んで生きる存在である。そのプレゼントとは、「インマヌエル」という、神の御ひとり子:それに勝るプレゼントはあり得ない。その贈りものは神の心を全く現わしており、その贈られ方もまた、ユニークであり、無償の恵みである。

・民全体に与えられる大きな喜び:人類共通の喜びの知らせ:福音である。福音とは勝利の知らせ。この場合、世に対する勝利の知らせである。神が来られるとは、そのような出来事。受肉から復活までの一連の救いの出来事の始まる知らせである。

・「主メシア」なる救い主:救い主が与えられるとは、その方が私たちの【主】でありメシアとなられることである。【主】を持つことは、私たちが大胆に近づくことの出来る【柔和な憐れみ深い主】を持つことであり、それがすなわち人間の救いである。その方は私たちの近づくことの出来る方として、私たちのメシア、天国への導き手である。彼とともに私たちは天国へと帰りゆく。

・飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子:草の寝床に眠る御子は、貧しい者たる人間への救いのしるしである。「貧しい者こそ幸い」を主は誕生の初めから人類のために良き知らせとして告げられた。その貧しさは豊かさのサクラメント《しるし》としての貧しさである。そこから聖なる光を放つしるしである。

・この神のプレゼントを天使は「恐れるな」と言って告げた。人類に「ハンブルな恐れ」を抱かせる聖なる贈り物である。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
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