「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年12月16日
「油注ぎ」

*≪今日の聖句≫イザヤ61:1
「主はわたしに油を注ぎ/主なる神の霊がわたしをとらえた。
わたしを遣わして/貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。
打ち砕かれた心を包み/捕らわれ人には自由を/
つながれている人には解放を告知させるために。 」

・主の油を注がれた者は主のために、その正義のために熱心にされる。その熱心は自分の内から出る力によってではなく、主の油、すなわち、聖霊の力を受ける時に出てくる力である。熱心の質はそれぞれ違う。その結果、熱心が実を結ぶかどうか分かれる。自分の力での熱心はそれが神のための熱心であろうとも、限界にぶち当たる。その悲劇がユダの悲劇である。

・そこまで至らないとしても、その途中で諸々の行き詰まりに突き当たる。自分の力でそれを為そうとする者は、主のためでなく、自分のためであることにやがて気付き、去ってゆくか、あるいは、その力が萎えたとき、しぼんでしまい、私はそんな立派な者ではないと諦めて去って行く。

・人間の力に決して頼ってはならないことを悟らなければならない。人間の力に見切りをつける時、やがて新たな力を授かる。断念は真の力への備えとなり、上からの力を得て、鷲のように力強く羽ばたく者とされる。主のみことばのみが与えることの出来る力によって。それが聖霊に油注がれるということである。

・その時人は、貧しい人々の側に立つ力を得る。その人は主からの油を注がれたのである。特別の使命のために。各自が主から注がれた油によってその使命を託されている。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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