「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年12月15日
「忠信の民」

*≪今日の聖句≫詩126:5
 「 涙と共に種を蒔く人は/喜びの歌と共に刈り入れる」

・忠信の民は悲しみの民でもある。この世のあざ笑いにさらされて、それに耐えているのだから。力のみが支配して強い者が勝ち誇り、弱い者を見下す社会の中でそれでも神の正義を求めて諦めない人々は、まさに「涙と共に種を蒔く人」である。

・そのような神の忠信の民の中に、目覚めた市民も含まれるのだと思う。神の忠信の民とは誰か?神はその者を石ころからさえも起こされる。最後の審判の時に祝福された者と呪われた者を主が分ける時、祝福された者のなかには自分が神の子であることを知らずに無償の愛を施した人々もいたのである。

・先日10日、くしくも特定秘密保護法が施行されたその日に、最高裁でヘイトスピーチに対して、人種差別であるとの有罪判決がくだされ、高額の賠償金が科せられた。このニュースを聞いてすぐに思い出された聖句が、「涙をもって種蒔く者は喜びをもって刈り取る」であった。「涙をもって種蒔く者」とは、この世の圧倒的な不義の力にへこたれないで忍耐をもって神の義を求め、正義のために仕える人々、それがすなわち「ディアコニア人」である。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
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