
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
|
「主は私たちの羊飼い」
*≪今日の聖句≫ エゼキエル34:16
「わたしは失われたものを尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする。しかし、肥えたものと強いものを滅ぼす。わたしは公平をもって彼らを養う。」
・主は「私たちの羊飼い」。羊のために犠牲を惜しまず、生命をさえ顧みず、「失われた羊を尋ね求め、追われたものを連れ戻し、傷ついたものを包み、弱ったものを強くする」。イエスはこのエゼキエルの言葉を深く受け止め、ご自身の愛好の喩え話として用いられた。99匹の羊を措いて、1匹の失われた羊を探し求める羊飼いの喩えである。神の御心がそこに如実に現れている。
・神をそのようなお方として見る以外の、「厳しいお方であり、蒔かないところから刈り取り、散らさないところから集める方」(マタイ25:)と見るなら、神を全く見間違え、見失うことであろう。
・神はもっと力強いお方。私たちのために全てのことをいとわないお方であり、速やかに助けにきてくださるお方である。その力は、しかし、神をあなどり、自らを神の如きものとして他者《世界》を支配しようとする人間に対しては、それに対抗する力となる。「肥えたものと強いものを滅ぼす。」
・神こそ世界を真に支配する者として、その支配権をもって、世界を愛し、世界に仕える。「わたしは公平をもって彼らを養う」の「公平」は世界に仕える道における「公平」である。官僚が公務員として民に公平に関わるべきように、神はその民に対して正義をもって公平に関わる。神の前にすべての人間が平等であることを私たちが知ることができるように、神は弱い者の側、貧しい者の側に立ち、彼らの味方となられる。 |
|
|
◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
miharach/ & フェイスブック「谷川卓三)でお伝えしています。
★日刊「メールマガジン版」(tanigawaster@gmail.comまでお申込みください)、フェ
イスブック(谷川卓三)、「ホームページ」(「三原教会or福山教会」)/フェイスブッ
ク(谷川卓三)で毎日更新されています。
★印刷版の「郵送サービス」(無料)で受け付けています。宛先をご連絡ください。

|