使徒信条解説


32:我は聖霊を信ずE


「永遠の命(を私は信じます)」

・使徒信条最後の言葉が「永遠の命(を私は信じます)」という、「命」を信じることで結ばれているいることは何と神の御心を指し示していることであろうか。命の創造に始まり、新しい(永遠の)命の創造に終わる、神の歴史の営みである。

・歴史は神のドラマとして、命を生み出し、それを成長させ、その実りとして、命のゴールである永遠の命に終わる。

・それは私たち個々の命であると同時に、それを超えて集合的人類の命の歴史である。それ故、「永遠の命(を私は信じます)」はこの世界を造られた神への頌栄である。

                                        (完)




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