使徒信条解説


№4:天地の造り主・全能の父なる神③


全能の神を父と呼

*「全能の父なる神」を信じること。人間にとってこれほど大きな慰めはない。人間を苦しめる悪魔が存在する。神の対抗者として神の敵として、人間を神から引き離す告発者である。しかしキリスト教信仰は悪魔はあくまでも被造物であり、神に勝る者ではないことを知っている。

*全てを、愛と義をもって支配される方が私たちの父である。ローマ8:31-39「神が私の味方ならだれが私たちに敵し得よう。・・・」それが私たちの父、全能者。秩序の大本である。

*全能者は万物の支配者。あらゆる祝福の源。唯一の真の支配者。その「全能の神」を「アッバ父」と呼ぶ時、私たちはそのような祝福の源を父としているのである。誰が私たちに敵し得ようか。この世の力、あの世の力も、死も罪も悪魔も、私をイエス・キリストにおける神の愛から引き離すことは出来ない。




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