牧師室の二窓 Pastor's note

★「平和の福音を伝える備えを履物として」★

 平和を世に伝える教会として、私たちが真っ先になすべき事。それは真の礼拝を行うことである。聖書で言う平和とはシャロームのことであり、根本には神との間の愛の関係を言う。そこからあらゆる次元での平和が派生してゆく。その根源的な平和を押さえてこそ教会の伝えるべき平和である。それは真の礼拝を行なうことをもって確立される。私たちの礼拝は神との愛の関係を様々なポイントで表すものであり、そのすべてにおいて主との関係が整えられる。十字架と聖卓はその大きな象徴である。イエス・キリストが主の平和を樹立されたことを表すものである。聖卓は最後の晩餐の食卓、さらにはエマオ途上でパンを割き、ぶどう酒を配る復活のイエスの食卓である。主の祝福の手が2人の弟子達に主が今ここで生きて共におられることに気付かせ、喜びで満たしたように、私たちの礼拝も、十字架の上で私たちのために命を捨て贖ってくださっただけに終わらず、さらに復活されて、私たちに永遠の喜びをもたらされたことを表現する礼拝としてゆこう。




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