「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年04月21日
★2014年04月21日(月):「主のサプライズ」
≪賛美頌≫:詩編118:1-2,14-24(旧957):≪今日の聖句≫詩 118:23
「これは主の御業/わたしたちの目には驚くべきこと。」
*「家を建てる者の退けた石が/隅の親石となった。」:「家造り」とはこの世の支配者のシンボルである。この世は我らの家であるが、それを支配し、家を彼ら流に造ろうとしているこの世の支配者が存在する。彼らの価値観からすれば、価値のない「捨てられた石」。それは、弱い者・小さな者・優生学的に劣勢の種と判定される者の象徴である。そしてイエス・キリストはその人たちの仲間となり、その人たちの代表となって、新たな価値観を創出された。「隅の親石」となったのである。親石は要石。その石を除けると全体が崩れ去る石である。神はイエス・キリストを新しい家の親石とされた。それが主の復活である。主の土台石の上に私たちが新しい家に住むために。
*「これは主の御業/わたしたちの目には驚くべきこと。」:神の為さる御業は私たち人間の目には「驚くべきこと」、すなわち、サプライズである。英語のサプライズには人を喜ばせるための仕掛けという意味がある。復活はまさに、沈み込んだ人間の魂を生き返らせるために主が御計りになったサプライズである。
*「今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう。」:復活の日を祝う有頂天の喜び。エチオピアのキリスト教徒は復活の日の朝に向けて、遠くの四方からその地を目指して歩んでくる。そして朝日が昇るその時、一斉に讃美の歓声を上げる。それは鳴りやまず、四方にこだまし続ける。感動的な光景をテレビで見たことがある。このようなテレビの映像は素晴らしい。エチオピアのキリスト教は非常に古いキリスト教である。初代の教会の希望の在り様をそれは物語っている。復活は主の勝利の時の曙の喜びである。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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