
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「みんなが預言者」
*≪第一日課≫民数記11:4-6,10-16,24-29(231)*≪今日の聖句≫ 民数記11:29
「わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよいと切望しているのだ。」
*モーセは預言者の父である。預言者の系譜は彼から始まった。預言者の要件は神との直接交流と民の導きの統合である。この世を神の国へと導く務めである。「天にある如く、地にも」の実現のために、神はこの世に預言者を派遣された。預言者の霊は天からの「聖霊」である。「聖霊は預言者を通して語られました」との信仰告白の通りに。
*しかし、モーセはその課題のあまりの重さに圧倒されて、混沌とした民の導きに疲れ果て、神に助けを祈った。神は務めを分かち合うことへと導かれた。
*霊の務めを分かちあうことはしかし、それを肯定する者と否定する者へと分裂を引き起こした。それに反対した筆頭がよりにもよってモーセの一番弟子であったヨシュアである。イエスの一番弟子のペトロがイエスをいさめ始めた。師と一番弟子の間でさえ。この世の常識に逆らうことへの変革の課題の重さを証ししている。この世は人が神の霊によって語り出すことを嫌悪する。旧来の平和を保つために。でもそれでは神のみ心に叶う地に来ない。
*モーセはヨシュアの反対に対して理解を示しつつも、全く異なる次元から断言する。「わたしは、主が霊を授けて、主の民すべてが預言者になればよいと切望しているのだ。」と。世界中のみんなが預言者となれば、神の国が到来する。今日、SEALsが一人ひとりの主体性において立ち上がったときに、民主化の希望が見えてきたように。そもそもキリスト教会が始まった時、老若男女、奴隷も自由人も、等しく、神の霊を注がれたことに出発点を持っている。神の霊とは本来、みんなのもの、全ての者への賜物である。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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