式文解説 Liturgy expositon

ルーテル教会では礼拝に式文を用い、唱和します。それは伝統に裏付けられた知恵の宝庫です。
しかしその意味が不明では心から唱和和することが出来ません。
そこで、式文に盛られている宝のエッセンスを解説するのがこのコーナーです。
毎週水曜日に連載します。
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2014年04月30日

46:「聖餐の部」H:聖餐の感謝

「救いの賜物」

*聖餐の部の終わりに、「聖餐の感謝の祈り」が献げられる。「全能の神よ。この救いの賜物をもって新たな力を与えられたことを感謝します。恵みによって私たちがますます主を信じ、また、互に愛をもって仕えることが出来るように、私たちを強めてください。」

*聖餐は「救いの賜物」である。私たちの救いに関与する恵みの賜物である。それは無償で信仰をもって受けるべき神からの力である。

*その力によって、私たちの信仰がさらに増し加えられ、復活の主イエスを信じ、そのことによってまた、互に愛する横の関係が広げられ、そうして神の国が以前にも増して、近くなるのである。




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