
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
|
「天を仰いで深く息をつく」
*≪福音書日課≫マルコ7:24-37(66)*≪今日の聖句≫ マルコ7:34-35
そして、天を仰いで深く息をつき、その人に向かって、「エッファタ」と言われた。これは、「開け」という意味である。
*「天を仰いで深く息をつき」所作は、万感の感謝の所作であろう。イエスは奇跡をおこなうとき「天を仰いで」感謝される。5000人への給食の時もそうであった。感謝は奇跡をおこなう時の不可欠の前提である。感謝は祈りがかなえらることを信じる信仰である。祈ったことはすでにかなえられたと信じなさい。信じるならば、すでに癒されている。不安と恐れが病気を持続させる。「信仰とは望んでいることの確信である」(ヘブライ12:1)。万感の感謝は信仰のアーチ構造物のかなめ石である。それを取り除けばすべてが崩れ落ちる。
*今日の箇所では、「深く息をつき」が付加されている。驚きとか感嘆のあまり「息をのむ」と言うが、イエスは万感の感謝のあまり「深く息をつく」。わたしは毎朝須波海岸に日の出を見にゆく。天を仰ぎ、「天を見つめる」。あまりに素晴らしい天気の時、「深く息をつく」。それは一日の始まりにおける感謝の祈りである。
*イエスはその人に向かって言われた、「エッファタ!」:「開け!」と。イエスは別の所で言われた。「あなた方にからしだね一粒でも信仰があれば、山よ、動け!と言えば山が動く」と。信仰はこの世の常識を信頼することとは全く異次元の信頼である。信ずる者は救われる。奇跡が起こるのは、この信仰による。信仰とは天を仰ぎつつ地を歩くことである。「天にあるごとく地にも」ならせてください。 |
|
|
◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
miharach/ & フェイスブック「谷川卓三)でお伝えしています。
★日刊「メールマガジン版」(tanigawaster@gmail.comまでお申込みください)、フェ
イスブック(谷川卓三)、「ホームページ」(「三原教会or福山教会」)/フェイスブッ
ク(谷川卓三)で毎日更新されています。
★印刷版の「郵送サービス」(無料)で受け付けています。宛先をご連絡ください。

|