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牧師室の二窓 Pastor's note
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先週月曜日、朝、三原教会にある御夫妻が訪ねてこられた。私の「九条の会ニュース」の寄稿を見ての事だった。その御夫妻とは呉教会で当時代議員もしておられた永易光利兄と奥様の冨美子さんだった。兄は現在82歳となられ、既に10年前から三原のケアハウスに御夫妻で引っ越してお住まいだった。お二人とも今が最高に祝福されていると喜びの報告をされたのを聞いて、同じ教会の者として本当によかったと思った。彼は聖書研究会と礼拝を欠かしたことがないほどに熱心であったが、何か悩みがあるような陰を持っておられた。高倉牧師の転任後ほどなくしてカトリック教会に転籍されたことを風の便りに聞いたのが最後であった。それが今82歳になられた兄は顔が輝いておられ、祝福の状態にあることを看取できる。お二人は一気呵成に彼らの物語りを語ってくださった。小さな呉教会の一人ひとりがどのようなその後の人生を歩んだかは気にかかることであったが、礼拝と聖書の学びを通して着実に実った信仰の歩みを今生きている信仰の友として目の前に兄弟と姉妹を一度に与えられた。50年ぶりの再会を与えてくださった神に感謝！
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