
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「悔い改めて立ち帰りなさい」
:≪第一日課≫使徒3:12-19(新218)*≪今日の聖句≫使徒 3:19
だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。
・復活の教会は、罪の赦しから始まった。自分の罪も隣人の罪もすべて赦してくださる神こそ復活のイエスにおける神であった。
・教会がイエスの復活の福音として宣べ伝える罪は、まずは目に見える具体的罪であったが、それだけでなく、それを超えて、目に見えない神への罪全体である。教会は、神が神との関係における人間性全体の罪を赦すことによって和解されたとの確信に基づく宣教である。
・罪の赦しは自分で自分を恣意的に赦すことでも、また、他者の罪を恣意的に赦すことでも可能とはならない。ただ、主に私たちの存在のすべてを委ねることによって罪の赦しを心から願うことによってのみ実現する。「私たちに罪を犯した者を私たちが赦しましたから、私たちの罪をも赦してください」の祈りは、私も他者も、罪ある存在としてのありのままの姿において主に委ねることを意味する。私たちは自分の罪も隣人の罪も自分から赦すことはできないが、ただ、主の限りない恵みと憐れみによって、主にすべてを委ねる従順において、罪の清算をなすのである。
・罪の赦しのために人間がしなければいけないことは、神に対して素直になる悔い改めだけである。人に対する事ではない。本源的に人間はただ神に対してのみ罪を犯し、そこから様々多様な罪の形態が発生する。人間は父の家から家出する放蕩息子のように神の前を離れる:神の心を誤解して。そのような態度は心の幼児性である。大人となった人間は神の御心を愛することへと立ち返るべきである。その立ち返りを祝宴をもって迎える御父なる神がおられるから。 |
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