「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2015年03月30日
「嘆きの祈り」

: ≪賛美頌≫詩編31:10-17(旧861)*≪今日の聖句≫詩31:10 
主よ、憐れんでください/わたしは苦しんでいます。目も、魂も、はらわたも/苦悩のゆえに衰えていきます。

・嘆きの詩篇、嘆きの祈りである。人は嘆きと苦悩の中では祈ることさえ出来ないと言うが、そのような時の祈りが今日の祈りである。人はその時、自分の罪に気づく。

・嘆きの中にある人自身の罪を問うことは酷なようであるが、しかし、そのことへの気付きこそ、その人の回復・解放への道である。病気の人もそれに似ている。あなたの病気の原因はあなたの生き方の問題です。生き方を変えなければなりませんと促すことは難しい。しかし、本当に病気から癒され解放されるためにはその現実を直視し、悔い改めの業を行わなければならない。ば断食などは古来教会が取り組んできた癒やしへの正道であった。それは心の悔い改めと体の回復を同時に起こさせる力である。

・「31:11::命は嘆きのうちに/年月は呻きのうちに尽きていきます。罪のゆえに力はうせ/骨は衰えていきます」から、「31:15::主よ、わたしはなお、あなたに信頼し/『あなたこそわたしの神』と申します。」へと、神への信頼の試金石を経て、「31:16:: わたしにふさわしいときに、御手をもって/追い迫る者、敵の手から助け出してください。」と、謙虚な嘆願の祈りへと至る。そして最後に、「31:17::あなたの僕に御顔の光を注ぎ/慈しみ深く、わたしをお救いください。」と、輝く太陽のような神の御力の賛美への憧憬が心に備えられる。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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