
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「現代的洗礼の意義」
:≪第二日課≫1ペトロ3:8-22(新431)*≪今日の聖句≫:1ペトロ3:21
この水で前もって表された洗礼は、今やイエス・キリストの復活によってあなたがたをも救うのです。洗礼は、肉の汚れを取り除くことではなくて、神に正しい良心を願い求めることです。
・「この水で前もって表された洗礼」。洗礼はノアの洪水から救出された八人の経験のようなものである。ノアの洪水は一つの世の終わりである。肉における人間の滅亡的経験である。しかし直前までほとんどの人の意識に上らない虚無的時代における経験である。その時代は刹那的利己主張が蔓延する時代である。現代もそれに酷似している。
・大水の中から九死に一生を得て脱出する、スペクタクルを見るような大脱出である。洪水の後に架かった虹は新しい創造の契約のしるしである。その創造は罪の問題を抱え込んだ創造である。今も続く、弱さの時代、もろさの時代の契約である。
・時代は進化する。新たな契約が加わるたびに進化する。アブラハム契約、シナイ山でのモーセ契約、ダビデ契約、そして、預言者たちが指し示すイエス「新しい契約」がイエスにおいて、霊の洗礼の契約に至る。
・時代は進化し、人類の神との関係は深まる。罪も深まるが恵みも深まる。イエスは時の中心として、肉の苦難を通して霊の新生をもたらす。「洗礼は、肉の汚れを取り除くことではなくて、神に正しい良心を願い求めることです」。「正しい良心」とは神の前に立つ良心である。神を信頼するノアのような無垢なる良心である。
・21世紀の現在、神認識の視野の拡大深化に比例して、人類の良心の視野は、見えるものと見えざるもの、生きた者と死んだ者の最終審判の時代へと向かっている。その時代における洗礼の意義やいかん?我々が人類として死を経験してさらに蘇って生き残るために、現代の洗礼はある。 |
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