使徒信条解説


17:我はそのひとり子、我らの主イエス・キリストを信ずJ


「死んで」B

「キリストの苦しみと死」

・キリストの死、それは受難と不可分である。それは人間の苦しみと死の代理だ
からである。

・それはまた、万人がキリストと結んで苦しみと死を克服するための死である。

・キリストと結ばれた苦しみと死として、万人の苦しみと死は、代理者イエス・
キリストの苦しみと死において、以下の諸相を持つ。@キリスト・イエ スご自身
の苦しみと死。A使徒を始めとする信徒の苦しみと死。B世々の預言者の苦しみと
死。C全被造物の苦しみと死
を含んでいる。キリストの苦しみと死を思う時、同時に、上記四つの苦しみと死
を共に思い浮かべるべきである。それらもまた、「キリストの苦しみと 死」に
含まれて、キリストの苦しみと死そのものだからである。




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