
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「橋渡しの天命」
≪第二日課≫1コリント9:16-23(新311)*≪今日の聖句≫:1コリント9:23
福音のためなら、わたしはどんなことでもします。
それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。
・「ゆだねられている務め」とは、委託・天命である。パウロの自由はその視点から、限定された自由となる。パウロの自由は全き自由であるが、同時に、全く制限を受け入れる。自由よりも大事なものとして天命・委託がある。
・「福音のためにできるだけ多くの人を得るため」。「できるだけ多くの人」とはパウロにとって「ユダヤ人と異邦人」の両方という意味である。その相反する両者を、「福音」において統合するための綱渡り。それら両者が「福音に与る者となる」のは「わたしが福音に共にあずかる者となるため」である。両者の間に「私」がいる。この真理は全ての委託を受けた人にとって、たえず!関係する。それが委託の生である。私はたえず何らかの混合物である。キリスト者は「ユダヤ人」と「異邦人」の混合物であり、人間は父と母の混合物であり、両者の橋渡しをするという意味で全ての人間は、祭司(「橋渡しをする者」の意)である。祭司は王的自由の者であるが、その自由を自分で独占することなく、他者に仕えるために用いる。人は各自の置かれた場において、違う両者を橋渡しするために、神が天命を与えられた自由な祭司である。
・自由な祭司は神の栄光のために、福音のために、両者を獲得するべき天命を授かった者である。自分自身が相反する者の混合物であると同時に、その両者の「連れ合いと共に」福音に与るために、相異なるものを受け入れる空間を造り、余地を広げる。福音という神の栄光のために。人々を悪の力から贖い出すために。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
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