
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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:≪今日の聖句≫:1コリント7:29-31:
兄弟たち、わたしはこう言いたい。定められた時は迫っています。今からは、妻のある人はない人のように、泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、物を買う人は持たない人のように、世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。この世の有様は過ぎ去るからです。
「過ぎ去りゆく世への対処法」
・「不動心」:過ぎ行くものと永遠のものを識別して、過ぎ行くものにはこだわりを捨て、永遠のものに固着する。「時がない」時には全てを享受することはできない。多くのものを捨てて、ただ一つのものに固着しなければならない。
・パウロは言う。「妻のある人はない人のように、泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、物を買う人は持たない人のように、世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです」と。とても重大なことをさらっと言ってのけている。それほどまでに終末時に起こることが決定的だから。永遠のものは「定められた時」としてやって来るものであっくる。だからそれは、肉の身体をもって対応すべき事柄である。「妻を持つ」「泣く」「喜ぶ」「世の事への関わりを持つ」それらはとても重大なことに見えるが、それをも相対化し、惜しげも無く捨てて行かれるべきものである。それは人間が死を前にして取るべき態度でもある。その時、永遠の生が近いからである。
・諸行無常の世の中にあって、この世の権に打ち勝つ力は、永遠の相における希望を持つか否かに掛かっている。この世にあってこの世の者でない生き方とは、「恵みのみ」に信頼して生きる生き方である。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
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