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牧師室の二窓 Pastor's note
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『アメリカに潰された政治家たち』孫崎享・著に衝撃を受けた。1960年の安保改定の時、岸信介総理が実はアメリカの不興を買って退陣に追い込まれたこと。アメリカは岸がアメリカからの自主自立を図ろうとする意図に警戒し、安保闘争に裏面から資金援助して、岸を退陣に追い込んだ。それ以来、自主自立路線を取る者は、田中角栄、小沢一郎、鳩山由紀夫など、次々に追い落とされ、現在では政界、官界、検察、財界、ジャーナリズムと、日本のあらゆる支配層がアメリカ追随者によって占められてしまっていることを、元外務省情報局の高官であった孫崎氏が語り出している著である。 もうこの世の姦計に振り回されたくない。これから社会にどうかかわるべきか。この世の悪にもかかわらず神の国に向かって前進することを心から祈ろう。津田兄のように寡黙に、だが、ここぞという時に適切な行動ができますように。
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