「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年11月21日
「主人は財産をしもべたちに預ける」

*≪今日の聖句≫*マタイ25:14
「天の国はある人が旅行に出かけるとき、僕たちを呼んで、自分の財産を預けた 」

・神の財産とは何か? 地とそこに住む全てのものは神のものである。被造物は皆、神の財産である。その中でも最高の宝は人間である。神の子として全被造物を管理する務めを託されているからである。全ての被造物が神の子の自由へと共に参与できるようにすることが託されている。人間はその神の財産を良く管理することを期待されて任されている。

・人間の財産とは何か?それは神からの恵みの委託である。勝手に用いるものではない。神との信頼関係における恵みと感謝の呼応。

・人間世界に神の委託を果たすために、神は人間に法を授けられた。そうして、権威の支配は、法が神との関係を私たちに指し示すことによって行われる。あらゆる法の根っこには天の法が据えられている。公明正大な法の支配は神の法によって知ることができる。憲法は国家を律するために神が万民に等しく与えてくださっている恵みである。そして恵みは共に分かち合わなければ恵みとならない。天国は友と一緒に行くべき場所である。田中正造の天国論。

・その財産は神の子の自由な裁量において、更に豊かに分与されるべきものである。それをそのままにしていてはいけない。増えるパンの奇跡を経験することを強く求められている。

・何かをやろうとしよう! 何かを工夫の心でやろうとする心を主は求めておられる。
主にお会いするために!その時までに整え、備えておこうとする心。その時まで人を楽しませ、喜ばせて、待っていいよう、とする心。分かち合うことによって喜びは増える。5つのパンと2匹の魚によって5000人の人々が満たされたという奇跡物語の意味はタラントンの譬えと通底する。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
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