「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年11月13日
「イエスに結ばれた死んだ者と生きている者」

 *≪今日の聖句≫1テサロニケ4:14
「イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。 」

・イエスとイエスを信ずる者の結びつきは非常に強い。イエスが死んで復活したのなら、イエスを信じる者たちもそうなる。この連帯のもとには被造物全体さえも含まれる。イエス・キリストの愛のゆえに、彼らも死と復活の道へと導かれる。ここで言われる死者は「イエスを信じて眠りついた人たち」であり、彼らはキリスト・イエスと一緒に「導き出され」、天の復活の生命に与る者とされている。そして彼らの天におけるとりなしの故に、全被造物さえが、イエス・キリストにおいて、死者も生者も、一つの交わりの内に結び付けられる。

・天の取りなし手の故に、それに値しない他者が共に恵みに与れる。これが神の国の法則である。免罪符はそのことを根拠にしている。しかし問題は、お金が絡んだことにある。お金は人の心を狂わせる。そうして神の国とこの世が混同される。

・功徳とは伝統的に施しと祈りである。自由な意思に基づく施しや祈り、信仰に基づく無償の愛である。それがこの世の思惑と混同され、神の教えにこの世的打算が入り込み、恵みは安価の恵みとなる。神の恵みはイエス・キリストの十字架という代償故に高価な恵みである。この限りない恵みは人間の打算によって無にされてはならない。私たちは天における大勢の雲のような神の国の証人たちと「共に行こう」。

・先祖の列に加わった人々は私たちよりも優位にあり、私たちのためにとりなす力を持っておられる。この世の秩序のための先祖崇拝ではなく、天の御心のための、先祖への尊崇が大切である。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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