「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年10月30日
「神の義」

*≪今日の聖句≫ローマ3:21-22
 「ところが今や、律法とは関係なく、しかも律法と預言者によって立証されて、神の義が示されました。すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。」

・エレミヤが預言した「新しい契約」は、「今や」、「律法とは関係なく」、「しかも律法と預言者によって立証されて」、「神の義」として示された。「今や」イエス・キリストにおいて、「律法とは関係なく」律法の道、自己完成の道、人間努力の道においてではなく、それとは全く別の角度から、すなわち、天からの恵みという驚くべき、ある意味、つまづきに満ちた道によって、「しかも律法と預言者によって立証されて」古い契約(旧約)を包括する「律法と預言者」の道を辿って、人間の罪の世が煮詰まった。その歴史が立証するところは、それでは人間は救われない、という一点に集約される。イエス・キリストにおける「神の義」は、良い人を褒め悪い人を裁く義ではない。良い人も悪い人も神の子として迎える愛に満ちた神の義である。

・「すなわち、イエス・キリストを信じることにより、信じる者すべてに与えられる神の義です。そこには何の差別もありません。」イエス・キリストにおいて示された神の真実を信じることだけで良しとされる「神の義」だから、「そこには何の差別もない」。人種・民族・宗教・教養・貧富・男女の違いにおいて何の差別も受けないで享受できる「神の義」であり、その義は神ご自身の義であると同時に、人間の義ともなる。神と人間が共に、互いにウイン・ウインの間柄となる「神の義」である。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
miharach/ & フェイスブック「谷川卓三)でお伝えしています。

★日刊「メールマガジン版」(tanigawaster@gmail.comまでお申込みください)、フェ
イスブック(谷川卓三)、「ホームページ」(「三原教会or福山教会」)/フェイスブッ
ク(谷川卓三)で毎日更新されています。

★印刷版の「郵送サービス」(無料)で受け付けています。宛先をご連絡ください。

戻る
前へ
次へ