
「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
|
「神の棄民?」
*≪今日の聖句≫イザヤ5:5-6「わたしがこのぶどう畑をどうするか。囲いを取り払い、焼かれるにまかせ/石垣を崩し、踏み荒らされるにまかせ、わたしはこれを見捨てる。」
*神を愛するイスラエルを神が「見捨てる」とイザヤは断言する。それまでに至るに、何が起こったのか?イスラエルと神との関係において、何が起こったのか? イスラエルに対する神の愛は永遠である。それにもかかわらず、イスラエルは道を踏み外し、迷い道をさまよい、「酸いぶどう酒」となった。イスラエルは本来、甘い美味しいぶどう酒ではなかったのか?愛する神と、神を愛する民の麗しい関係はどこへ行ったのか?どうして今、イスラエルは荒廃して、流血と絶望の叫びの巷と化してしまったのか?
*神が愛する民を見捨てるとは、神の本心なのかとイザヤは問い、決してそうではないと確信する。神の約束は永遠に変わらない。パウロは、イザヤから学んで、ローマ書9章から11章においてその問題を展開しているが、その結論は、「神の賜物と招きとは取り消されない」である。神の棄民は人の棄民とは異なる。人の棄民は民を犠牲にして支配構造の温存を図るためであるのに対して、神の棄民は人類全体を救うための御心が貫かれるためである。神の義が貫かれつつ、神の愛が賛美される人類を生み出すためである。イエス・キリストにおける救いのための準備の道が既にここに定石として打たている。 |
|
|
◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
miharach/ & フェイスブック「谷川卓三)でお伝えしています。
★日刊「メールマガジン版」(tanigawaster@gmail.comまでお申込みください)、フェ
イスブック(谷川卓三)、「ホームページ」(「三原教会or福山教会」)/フェイスブッ
ク(谷川卓三)で毎日更新されています。
★印刷版の「郵送サービス」(無料)で受け付けています。宛先をご連絡ください。

|