「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年09月18日
「生きている者と死んだ者の主の前で」

 *≪今日の聖句≫ローマ14:9
「キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。」

*「キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです」は、キリストの死と復活:その死を通して全人類が新しい命へと復活することを宣べ伝えるパウロの福音宣教の言葉です。キリストが死んだのは、ただ一度、人間の罪のため、キリストが復活して生きるのは、永遠に、新しい命の世界に人類を導くため。

*キリストはその死と復活を通して「死んだ人にも生きている人にも主となられる」。「死んだ人の主」について。キリストは陰府に下り、全てが固定化して終わったと思われる死後も苦しみの中に苦しむ人々のところに行かれ、蘇りの福音によって彼らの主となられる。「後悔後に立たず」と思われる世の常識に対して、死後の世界をも天国に変える力をもって復活の希望を宣べ伝える主がおられる。

*そうして、名実ともに、生きている人と死んだ人の主となられた恵み深いお方がやがて終わりの日に「生きた者と死んだ者の裁き主」として栄光のうちに来られる。これが初代教会の信仰であり、その信仰は今日も、そして終末に至るまで、憐れみ深い裁き主への待望のうちに仰ぎ見られる。キリスト教信仰は昔も今も、天地を結ぶ信仰である。

*私たちは人間としてすべてやがて死すべき存在として、今生かされている生と、死後の永遠の命に対して、主と対話しつつ、主の憐れみにゆだねて生きている者です。だからこそ、神の憐れみの故に、兄弟に対して憐れみをもって接しましょう。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
≪第二日課≫、金曜日:≪福音書日課≫、
日曜日:≪主日説教≫(三原教会・福山教会ホームページhttp://www.mcat.ne.jp/~
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