「みことばの宅配便」 Daily Manna

あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105

2014年09月11日
「心を一つにして」

*≪今日の聖句≫マタイ18:19
「 どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。」

*「心を一つにして」が真剣に捉えられるなら、それが起こることは非常に稀であることが理解できるであろう。強制なしにそれが起こるための条件は何だろう?それは、低くされた心が共同体全体に広がることではないか?しかしそれがいかにして可能となるのだろうか?

*共同体全体の悔い改めこそ、初代教会の誕生の出来事そのものであった。そしてそれが繰り返されるたびに、教会は新たに誕生する。それは聖霊の働きである。聖霊が全ての人々の上に降り注ぎ、彼らは心を一つにされて、互いに異なる言葉を理解し合えるようになったのである。それは新しい代の始まる出来事である。「心が一つになる」ことはこの世の事柄ではない。神による新しい代への導きが起こってはじめて起こる出来事である。

*教会の中でのいさかい、争い、食い違い、さらには、兄弟の罪と呼べるような事態まで、現実の教会共同体には存在する。その中で各自が自分を顧みて、低くされることがいかにして起こるのだろう。人間には出来ない、と言わざるをえないのではないか。そこで、今日のみ言葉がある。「18:18 はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。18:19 また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。 18:20 二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」

*地上のことだけを考えたのでは袋小路であるが、天の父の御心を祈り求める時、答えが与えられる。それが共同体全体で起こった出来事が、今回私たちが視察した中国教会の一致運動ではなかったか?!そこで起こった悔い改めによって、人々は一つにされ、一つにされた祈りは積極的・生産的果実を産み、人々への一致した宣教が可能となり、教会は祝福から祝福へと導かれた。

◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。

月曜日:≪第一日課≫、火曜日:≪賛美頌≫、水曜日:≪ニケヤ信条解説≫、木曜日:
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