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「みことばの宅配便」 Daily Manna
あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。詩篇119:105
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「悪魔、そして天使」
マタイ4:1-11(新4)
≪今日の聖句≫マタイ4:11「 そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた」
・今日のテキストはイエスが悪魔に誘惑され、悪魔と戦い、悪魔に勝利した場面である。その最後に、「そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた。」とある。悪魔と天使は人間の生に関わる二つの霊的勢力である。
・悪魔と天使は我々を相反する方向へと向かわせる力である。悪魔は自力の世界：実は神との一致から引き離すこと：へ、誘い、唆し、騙すことによって人間を支配しようとする。天使は恵みの世界へ、招き、支え、慰めることによって人間に仕える。
・悪魔の声は「もしあなたが神の子なら、・・・できるのでは？」と問いかける。「出来るか」の問い、すなわち能力を問う問いである。悪魔は人間が「出来る」と言いたいことをよく知っている。しかしそれは人間を支配のもとに拘束し、死に至らせる罠である。
・それに対して、イエスは、能力があるかないかについての答えではなく、全く別の答えをされた。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』／と書いてある。」「『あなたの神である主を試してはならない』とも書いてある」と。いわば、「能力を問う問い」に対して、「関係による答え」をされた。もし能力を問う問いに対して、「わたしはそれ以上のことが出来る」と答えたら、悪魔はイエスを自分のほうに引き寄せることが出来ただろう。イエスはそれを悪魔の誘惑と見抜き、「サタンよ、退け！」と一喝して退けられた。
・天使の声は、仕える者の姿勢で、「神を信頼せよ」とみことばに対する信頼を確かなものとするように導く。
・悪魔との戦いにおいて孤独に見えるイエスであるが、周りには目に見えない天使たちがいて、彼を守り、支えていた。イエス・キリストに従う者にも同じように、天使たちが支え守っている。イエスとイエスのともがらは方向性が同じ「主が共に！」である。 |
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◇「みことばの宅配便」は、御国への巡礼を共に歩む神の民に
主日聖句から日ごとの糧を分かつ祭司の務めとして発行されています。
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