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98.旧い望遠鏡

 「天文教室」を開く機会があったので、ある所から屈折式の天体望遠鏡を借りてきた。埃まみれで、使用できるか心配であったが、組み立ててみると何とかなりそうなことが判った。その望遠鏡というのは、この写真の望遠鏡である。日本光学製の6.5cmの屈折鏡で、架台もいかにも旧式のものである。しかし、覗いてびっくり。見え味はとてもいい。さすがは日本光学製の望遠鏡だと感心してしまった。
 そうは言っても、年代物は年代物である。覗くと”シミ”のようなものがいっぱい見える。直ちに分解清掃をした。レンズとプリズムを磨き組み立てると、見え味はさらに向上。ついでに、鏡胴や架台の部分の汚れを落とすと、”使える”ものになったのである。
 最近の望遠鏡は性能はよい。しかし、”造り”という点では、昔の機材のほうがはるかにしっかりとしていると思う。(例外もあるかも知れないが・・・・。)

     

99.私の撮影機材

 最近は天体写真を写す機会が少ないのではあるが、撮影に使っている機材を紹介していくことにする。ガイド撮影では赤道儀を使うが、固定撮影では、カメラと三脚だけで用は足りる。

@ポータブル赤道儀(タカハシ製スカイキャンサー)
 購入して20年ぐらいは経つのではないかと思う。比較的軽量なので、山やキャンプ地などへ持って行って使っている。「ガイド撮影」の時に使用するが、他にはガイドスコープを使って観察することもある。

 

Aポータブル赤道儀(ケンコー製スカイメモR)
 最近、購入した機材である。カメラ用の三脚に取り付けて使う。なかなか忙しくて、購入したものの、使う機会がない。活用すると便利なアイテムなのだが・・・。

 

Bカメラとレンズ群
 カメラはもっぱら一眼レフ、それもオートフォーカスでない、「マニュアル機」を使っている。 いちばんよく使うのが、ニコンF2。他に、数台のカメラを使い分けている。例えば、「スライド用」とか、「ネガ用」。また、「連続撮影用」など・・・。
 レンズもマニュアルフォーカスのものを使っている。20mmから300mmまで、だいたいの焦点距離のものを所有している。もちろん、単焦点レンズを使う。最近のズームレンズは性能がよくなったとは言え、やはり、単焦点レンズの「明るさ」には勝てない。

Cその他
    レリーズやレンズフードなど、必要に応じて使っている。


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